SS科学Ⅱ 結晶班 校外研修2
11月21日、総合科学科2年生の結晶の成長を研究している班が、2回目の校外研修に行きました。先月の大教大に続き、今度は神戸大学です。前回の電子顕微鏡SEMは真空中の固体試料しか観察できませんが、今回訪問した研究室にある原子間力顕微鏡AFMは液体中も可能です。
まず、研究室で教授の大西先生と学術研究員の方にこれまでの経緯を説明し、ミニポスターを使ってポスター発表をしました。次いで、これから私たちがしたいことを説明したところ、学術研究員の方が私たちの目標に似た研究をされていることが分かりました。そのあと、顕微鏡が置かれている部屋の移動し、装置の説明を受け、どんなふうに観察できるかを教えてもらいました。今回は、比較的簡単な、固体試料のコンタクトモードで行いました。
プローブ(探針)です。
試料は硫酸銅(Ⅱ)五水和物。
少しずつ見る場所を変えているうちに、段が分かるところが見つかったのでデータを記録してもらいました。これを加工ができるようにして後日送っていただきます。
成果は、前回のものと一緒に、年末の科学技術センターで行われる発表会で見て頂く予定です。
(化学科:矢作)